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「観光大使」西川さん、彦根を熱く 市役所で市長と懇談

大久保市長と彦根の将来について意見交換をする西川さん(右)=彦根市役所で

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 県出身のミュージシャンで「滋賀ふるさと観光大使」の西川貴教さんが一日、彦根市役所を訪れ、大久保貴市長と懇談した。一時は中止も危ぶまれていた彦根大花火大会(北びわ湖大花火大会)について「協力できることは私たちに言ってほしい」と運営面でサポートする考えを示唆するなど、彦根の将来について議論を交わした。

 西川さんは彦根市生まれで幼稚園に入園する前まで彦根で暮らしていた。その後野洲市に引っ越したが、祖父の実家が長浜市にあり、何度も彦根を訪れた。彦根市松原町の松原水泳場や彦根城の光景を、今でも鮮明に覚えているという。

 市が財政難を理由に長年続けてきた花火大会が中断になったとのニュースを見た西川さんは、自身の会員制交流サイト(SNS)のツイッターで「この状況を預けてもらえませんかね」などと発信。大久保市長も「お話を聞いてみたい」と会談を望んでおり、西川さんが来県するタイミングで実現した。花火大会は、市議会で当初予算案が否決された後に再提出した予算案に費用が含まれていたため、八月二十六日に実施することが決まっている。

 西川さんは「地域で長年支えられてきた祭りが少子高齢化や財政難の影響でできなくなるのは、全国どこでも起こりうること」とし、「将来に残していくためにも『何でできへんねん』と責めるより『一緒に考えませんか』と提案したかった」とツイートの真意を語った。大久保市長は「見る側のニーズも、より面白いものを見たがるように変わった。インパクトのあるイベントをすれば彦根のPRにもつながる」と応じた。

 また、西川さんは彦根城など歴史的に価値の高いものが現存しているとして「日本と世界の文化の架け橋をつくろうと活動しているので、その時は彦根の皆さんにも協力してもらえれば心強い」と要請した。大久保市長も「協力できることなら何でもする」と応じると、「前向きなお話を聞かせてもらえた」と笑顔を見せた。

 二人の懇談は約三十分間行われた。市の人気キャラクター「ひこにゃん」と西川さんのマスコットキャラ「タボくん」も途中まで同席した。

 (大橋貴史)

 

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