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琵琶湖にニゴロブナ稚魚放流 彦根の稲枝北、西小

ニゴロブナの稚魚を琵琶湖へ放流する児童=彦根市石寺町で

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 彦根市の稲枝北小と稲枝西小の五年生が、それぞれ田んぼにニゴロブナの仔魚(しぎょ)(赤ちゃん)を放流し、育った稚魚を琵琶湖へ放流する活動をしている。十九日は稲枝北小児童が二〜三センチほどに成長した稚魚を網ですくい、琵琶湖に放した。

 愛西(あいせい)土地改良区が「琵琶湖の魚は、かつて田んぼと自由に行き来していたことを知ってほしい」と両校の児童と十五年ほど前から始めた恒例の活動。

 稲枝北小の五年生十六人は、五月二十三日に三万五千尾の仔魚を放流した田んぼに集合。職員が「ニゴロブナにとってなぜ田んぼは良い環境なの?」と質問すると、児童は「プランクトンなどエサが豊富」「天敵がいない」などと元気に答えた。

 児童は、職員が用意した網をもって十アールの田んぼに素足で入り、苗を踏まないよう注意しながら稚魚をすくった。山本琉稀君(10)は「田んぼは歩きにくく、魚は動きが速くて難しかったけど、三十尾捕れた。一カ月でとても成長していた」と笑顔で話した。

田んぼで育ったニゴロブナの稚魚

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 すくった稚魚は全部で四百尾ほど。児童は、五十メートルほど離れた琵琶湖に移動すると、全員で「大きくな〜れニゴロブナ」と魚に声を掛け、湖に放流した。「ブラックバスから逃げて」と話す女子児童もいた。田んぼに残った稚魚は、田の水を落とすと琵琶湖に流れるという。

 稲枝西小は、二十一日に予定している。

 (前嶋英則)

 

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