トップ > 滋賀 > 6月9日の記事一覧 > 記事

ここから本文

滋賀

県立総合病院、医師らに違法残業 労基署から是正勧告

 県立総合病院(守山市)が、医師や事務職員に違法な時間外労働をさせていたとして、ことし一月に大津労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが八日、分かった。

 同院によると、昨年度に同院が職員組合と結んでいた労使協定(三六協定)は時間外労働の上限を月七十五時間と定めていたが、昨年度に呼吸器科などの医師七人が延べ十二回、上限を超えていた。休日の労働時間を含めると、過労死ラインとされる月八十時間を超える、月百四時間の残業をした医師がいたほか、年間で千二十八時間の残業をした医師もいた。事務職員は、最長で年間七百八十九時間の残業をしていた。

 勧告は一月七日付。労働基準法と労働安全衛生法の違反が二十八項目あり、ほかに看護師について残業代の未払いが指摘されていた。同院は「県立成人病センター」の名称だった一六年度にも、看護師への未払いで是正勧告を受けていた。

 同院は、医師の負担軽減をする補助職員を追加採用し、三六協定を見直すなどしたという。担当者は「今月末までに労基署に改善策を報告したい」と話した。

 (作山哲平)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索