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全国初、引退馬の保護施設が完成 栗東で1日に竣工式

完成予想図(TCC JAPAN提供)

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 引退した競争馬の保護などを目的とした施設「TCC Therapy Park」(栗東市六地蔵)が、五月一日に竣工(しゅんこう)式を迎える。こうした目的の施設は、全国で初めて。近隣には、約二千頭の競走馬を抱える日本中央競馬会(JRA)の「栗東トレーニングセンター」があり、連携していく。

 運営を担う「日本サラブレッドコミュニティクラブ(TCC JAPAN)」は、市から約二千百平方メートルの土地を借りて、昨年十二月に着工した。運営費の一部はクラウドファンディングで集めた。敷地内には、厩舎(きゅうしゃ)や馬場を整備。また、同社がすでに展開している障害児などのデイサービス施設も併設し、馬と触れ合うことで体幹を鍛えるなど、体力面や精神面などの育成にも役立てる。

 馬の寿命は二十〜三十歳と言われるが、競走馬はよい成績を残せないと、早ければ三歳で引退させられることもある。引退後に行方が分からなくなる馬も多く、殺処分されている可能性もあるという。施設では、引退馬に治療を施したりして、次の行き先が見つかるまで、一時的に保護をする。トレセンが近くにあり、獣医師などからサポートを受けやすいことが利点だ。

 すでに「メイショウナルト」と「ラッキーハンター」という二頭の引退馬を、施設に迎え入れることが決まっているという。

 (柳昂介)

 

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