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朝宮茶の土産用「たぬき缶」の資金募る 信楽の波多野さん

朝宮茶の茶畑の前で缶のデザインを手にする波多野さん=甲賀市信楽町で

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 朝宮茶のおいしさと信楽の良さを知ってほしい−。甲賀市信楽町のセラピスト波多野悠佳さん(35)が、ポップなたぬきのデザイン缶に入った朝宮茶を、観光客への新たなお土産品にしようと、インターネットのクラウドファンディングで資金を募っている。

 信楽で生まれ育った波多野さんは二〇一六年、地元に美容サロン「ソフトコルギサロンhioli(ひおり)」をオープンし、施術の前後に信楽焼の器で朝宮茶を飲んでもらうなどのサービスを提供。自ら茶摘みにも参加するなど、地元が誇る朝宮茶をこよなく愛している。

 しかし朝宮地域は南西部の京都府寄りにあり、新名神高速信楽インターなど北部から来る観光客には、信楽のイメージと結び付かないのが現状。さらに「贈答用の渋いパッケージで茶葉量も多い従来品は、一人暮らし向けの手頃なお土産に向かない」と感じていた。

 そこで、一缶五百円(税別)で買える茶葉のお土産を企画。二十〜二十五グラム入りで、缶のサイズも直径六・四センチ、高さ四・五センチとコンパクトに。デザインには信楽のイメージとして最もポピュラーなたぬきを採用。商品は三種類で、市内のデザイナーに依頼し、ほうじ茶は信楽焼の登り窯、紅茶は紫香楽宮(しがらきのみや)、煎茶は茶葉を併せて描いてもらった。

 三月二十六日から資金を募り始め、今月十二日までに二十万円以上が集まった。二十六日までに総額の四十万円を達成すれば成立。その後の一カ月間に各二百個、計六百個を作り、新名神高速のパーキングエリアや信楽町内の陶器店などに置いてもらう計画だ。

 当初は一年ほど先の販売を考えていたが、信楽を舞台にしたNHK連続テレビ小説「スカーレット」の今秋からの放送が決まったため前倒しした。波多野さんは「陶器のイメージで信楽に来た人に、朝宮茶というおいしいお茶もあるということを知ってもらうきっかけになれば」と話す。

 詳細は、クラウドファンディングのウェブサイト「Ready(レディー) for(フォー)」から「朝宮茶」で検索。

 (築山栄太郎)

 

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