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「雨森芳洲庵」の展示を一新 長浜市高月

リニューアルで展示された芳洲のパネルや資料の複製品=長浜市の雨森芳洲庵で

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 長浜市高月町雨森出身とされる江戸中期の儒学者の雨森芳洲(ほうしゅう)に、より関心を持ってもらおうと、地元の顕彰施設「雨森芳洲庵(あん)」が展示をリニューアルした。

 芳洲の生い立ちや、朝鮮通信使への随行、教育者としての横顔などを、新たに並べたパネル八枚で詳しく紹介。芳洲が著した朝鮮語の学習書や和歌集などの複製品二十点も展示に加えた。このうち、芳洲の代表著書で、多文化共生を説いた外交意見書「交隣提醒(こうりんていせい)」は手に取って見ることができる。

 館内ではトイレの洋式化も進め、展示室などにエアコンを新設した。

 一昨年、芳洲関係資料を含む「朝鮮通信使に関する記録」がユネスコ「世界の記憶」に登録されたのを受けてリニューアル。今年十一月には「朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流会・長浜大会」も控えており、来館者の受け入れ態勢を整えた。

 芳洲庵は、合併前の旧高月町が一九八四(昭和五十九)年に開設。現在は地元自治会が市の指定管理者として運営している。昨年度は約二千六百人が県内外から訪れた。

 館長の平井三夫さん(68)は「芳洲先生の足跡や思想に触れ、国際交流により興味を持ってもらえたら」と話している。月曜と祝日の翌日は休館。入館料は高校生以上三百円、小中学生百五十円。(問)芳洲庵=0749(85)5095

 (渡辺大地)

 

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