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スーパーカロム通じ交流 「バンクーバー新朝日軍」彦根へ

スーパーカロムを楽しむ赤いゼッケンの新朝日軍=彦根市彦根中央中で

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 大正から昭和にかけて、カナダで人気を集めた日系人のアマチュア野球チーム「バンクーバー朝日軍」の流れをくむ「バンクーバー新朝日軍」が、二十三日から県内の少年野球チームと初めて親善試合を行う。

 バンクーバー朝日軍は一九一四年にカナダ・バンクーバー市で結成。創設当時のメンバーは監督、コーチを含め十三人中少なくとも七人が県内出身者で、ほとんどが彦根市出身だった。外国人が労働現場で差別される時代の中でも「フェアプレー精神」を掲げ、現地でも人気を集めた。

 日本軍によるハワイ真珠湾攻撃を機にチームは自然消滅したが、二〇一四年の創設百年を記念して「新朝日軍」として再結成された。現在は日系人チームではなく、カナダ生まれならば誰でも参加できるNPO法人の少年野球チームとして活動している。

 新朝日軍の日本遠征の一環として、十二〜十五歳の選手十五人は設立当時の黒いユニホームを着用。バンクーバー市と姉妹都市の横浜市を訪れた後で彦根市を訪れた。二十一日は彦根市彦根中央中学校の生徒たちと、彦根で親しまれている「スーパーカロム」を通じて交流を深めた。二十三、二十四両日には長浜市の浅井球場で甲賀、守山、草津、湖東リトルシニアと試合をする。

 ブレイク・照夫・ダラザナ主将(16)は「日本の選手と交流できるのはすごく楽しみ。彦根も伝統のある町」と笑顔。鈴木太貴さん(15)は「いろいろな人とつながれる一期一会の旅にしたい」と話した。

 (大橋貴史)

 

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