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石巻高生の思い、空へ 八日市南高生、復興大だこ製作

石巻高が図柄を手掛けた大だこを完成させた生徒ら=東近江市の八日市南高で

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 東近江市の八日市南高校の生徒が二十二日、東日本大震災の被災地の高校生が図柄を手掛けた二畳サイズの大だこを完成させた。

 同校では毎夏、ボランティア活動をする「地域支援活動同好会」を中心とする有志が東北地方を訪れ、地元の高校生と交流している。昨夏は宮城県石巻市の石巻高校を訪ねた。

 交流先の高校生らには、東近江市伝統の大だこのデザインを考えてもらうのが慣例となっている。今回は石巻高生らの思いがより表現されるように、考えたデザインを実際に二畳サイズの和紙に描いてもらい、八日市南高に送ってもらうこととした。

 絵が入った和紙は今月十一日に届いた。図柄は三機の飛行機が舞う青空をバックに、中央に書かれた「歩」の墨文字をたくさんの足跡が囲むデザイン。復興への道のりを一歩一歩進んで行こうという思いが込められているという。

 地域支援活動同好会が東近江大凧(おおだこ)保存会の指導を受けながら骨組みを作り、和紙を貼り付けた。二十二日は仕上げの糸付け作業をした。

 二年の藤岡敦広さん(17)は昨年の石巻高訪問で、辛そうな様子を見せながらも震災当時を懸命に説明してくれた姿に、前を向いて進む決意を感じた。「たこからも皆で一致団結し、頑張っていこうという感じが伝わってくる」と話した。

 大だこは四月十二日に揚げ、その様子を撮影した動画を石巻高に送る。

 (小原健太)

 

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