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地域鉄道、住民の力重要 東近江でフォーラム

和歌山電鉄の取り組みを紹介する礒野専務=東近江市で

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 地域鉄道の未来について考えるフォーラムが十日、東近江市の近江鉄道八日市駅前のショッピングプラザアピアであり、関西の地域鉄道の事例紹介などに市民ら百人が耳を傾けた。

 近江鉄道(彦根市)は鉄道部門の単独経営が将来的に困難になるとしている。フォーラムを主催した県は、現状の交通網を踏まえた地域公共交通網形成計画を策定する法定協議会の設置を目指し、昨年末から近江鉄道沿線五市五町などと会議を重ねている。

 フォーラムでは、和歌山電鉄(和歌山市)の礒野省吾専務(61)が講演。特産のイチゴや梅干しをモチーフにした内装電車の製作、猫の駅長による集客などの取り組みを紹介した。

 多くの沿線住民が、駅舎の清掃や塗り替えにボランティアとして参加したことや大規模な企画に対して多額の寄付をしてくれたことなどを挙げて、住民の力添えの重要性を強調。鉄道事業者と行政が振興の姿勢を住民に提示し続けることを求めつつ、フォーラム出席者にも「事業者や行政が困るくらいに、積極的に改善案を寄せてほしい」と呼び掛けた。

 他に、北条鉄道(兵庫県加西市)の佐伯武彦副社長(81)による事例紹介、東近江市のびわこ学院大の学生が進める近江鉄道活性化プロジェクトの報告もあった。

 (小原健太)

 

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