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感染者、新たに7人受け入れ 新型肺炎、クルーズ船から計9人

 県は十四日、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で確認された新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染者三人を県内の感染症指定医療機関で新たに受け入れたと発表した。十三日深夜にも四人の受け入れを発表。県内の感染者受け入れは計九人になった。

 県は厚生労働省の要請を受け、県内で受け入れ可能な指定医療機関をあっせん。実際に受け入れるかどうかは、厚労省と受け入れ先の医療機関で協議し、県が最終的に判断する。

 県によると、十二日に初めて県内に受け入れた二人をはじめ、感染者は全員、陸路で搬送された。全員が軽症とみられるという。

 県は「医療機関の風評被害や周辺住民の不安を招き、感染者のプライバシーが侵される恐れもある」として、感染者の受け入れ先の病院や性別、年齢などは明らかにしていない。

 阿部守一知事は十四日、県庁で開いた対策本部会議で「ウイルスを巡る局面がだいぶ変化してきている」と指摘。全国的に品薄になっているマスクが、風邪やCOVID19の感染の疑いがある人に行き渡るよう、必要最小限の購入を県民に求めた。

 (渡辺陽太郎)

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◆指定医療機関、11施設46床

 感染症法上の「二類感染症」に相当する新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)に対応可能な指定医療機関は、県内には飯田市や松本市などに十一施設あり、病床数は計四十六床を確保している。この中には、エボラ出血熱やペストなど危険性の高い「一類感染症」に対応できる県立信州医療センター(須坂市)も含まれる。

 県健康福祉部によると、指定医療機関に感染者が搬送された場合、他の入院患者らと接触しないように専用通路から病室に運び込む。病室は気圧を低くしてウイルスが拡散しないようにし、医師や看護師らはゴーグルやマスク、手袋などを着けて対応する。

 厚生労働省は状況に応じて一般病院の受け入れを認める通知を各都道府県に出した。県はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から計九人の感染者を受け入れたため、残る病床数は三十七床。厚労省から要請があれば当面は受け入れを続ける考えだが、現時点で指定医療機関以外に受け入れを広げない方針を示している。

 (我那覇圭)

 

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