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市田柿の出荷、飯田で始まる 今年は大玉傾向

今シーズンの出荷が始まった「市田柿」=豊丘村河野で

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 飯田下伊那地方の特産品で、地域の共有財産として保護する国の地理的表示(GI)に県内で初めて登録された干し柿「市田柿」が、出荷のシーズンを迎えた。JAみなみ信州(本所・飯田市)では二十五日から始まり、十二月二十日ごろをピークに、国内外の市場に送られる。

 同JA管内で生産された市田柿は、袋詰めして農産物総合集荷販売センター(豊丘村河野)で品質や規格による選別や検品がなされ、関東や中京、関西圏などに向かう。台湾や香港、東南アジア諸国など海外展開もしており、今年からベトナムも加わった。

 センターの伊東英輝所長(45)によると、今年の柿は大玉傾向にあるため、糖度控えめのさっぱりした味わいになりそう。異物混入や重量をチェックしながら「飯伊地方を認知してもらうためにも、しっかり選別・検品して、良いものを届けたい」と話した。

 市田柿は、ブドウ糖の結晶による白い粉に覆われ、あめ色の果肉やもっちりした食感が特徴。収穫期に天竜川から発生する川霧が、この独特な食感に干し上げるという。ビタミンやミネラル、ポリフェノール、食物繊維が豊富で、高級和菓子としても高い人気を誇る。

 (石川才子)

 

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