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観光回復へ「ふっこう割」 1泊、最大5000円引き

 阿部守一知事は二十一日、台風19号の影響で落ち込んだ県内の観光需要の回復に向け、観光客の旅行代金を割り引く「ふっこう割」などに充てる約四億七千二百万円の補正予算を専決処分した。国の補助金を活用し、宿泊費やツアー代金を一人一泊あたり最大で五千円割り引く。二十八日開会の県議会十一月定例会で報告する。

 県によると、宿泊費やツアー代金が一万円以上の場合は五千円、六千円以上一万円未満の場合は三千円をそれぞれ割り引く。宿泊予約サイトや旅行会社には、「ふっこう割対象」として割引後の価格で販売してもらう。十二月中旬から来年三月中旬に実施する予定。

 被災地以外の宿泊施設でもキャンセルが相次いだため、割引の対象地域は県内全域としたが、河川の氾濫で広範囲が浸水した北信地域や東信地域が手厚くなるよう調整する。利用者の目標を八万人以上に設定し、予算に四億三千七百八十万円を盛り込んだ。

 観光客を呼び込むための宣伝費用として三千四百五十万円も計上した。三大都市圏の交通事業者と連携した宣伝活動などを展開する。観光促進のための連携協定を結んだ大阪府のほか、観光交流促進事業で連携する沖縄県、北陸新幹線の運休で観光業が打撃を受けた富山県ともそれぞれ協力し合う。

 県によると、台風19号の影響による県内の宿泊施設の被害額は二十億円を超えるとみられている。

 (渡辺陽太郎)

 

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