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被災者の生活厳しさ増す 大雨予報で住宅確保急務

雨の中、浸水した地域を歩く住民ら=長野市穂保で

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 県内に台風19号が上陸してから十九日で一週間を迎える。被害が広範囲に及び死者・行方不明者四人を出した県内で停電や断水などは徐々に解消されつつある。だが、長野市を中心に計九百三十四人が避難生活を送り、住宅の確保が急務になる。十八日からは大雨が予想され、生活環境は一段と厳しさを増している。

 ■人的被害・避難者

 千曲川の堤防決壊による大規模な浸水被害を受けた長野市で二人、佐久市で一人が死亡。重軽傷者は計百五人に上った。長野市内では堤防決壊現場付近の住民を中心に、六百九十人が近隣の避難所に身を寄せている。

 ■家屋

 浸水は長野市を中心に計九千七十七世帯に広がった。被害の全容はいまだ判明せず、被害規模は膨らむ可能性がある。軽井沢町は二世帯、上田市と北相木村ではそれぞれ一世帯が全壊。一部損壊は県内全域で計六十七世帯に上り、このうち信濃町が二十九世帯と最も多かった。

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 ■水道

 県内全体で最大四千八百戸余りで生じた断水は、東御市、佐久穂町、佐久市を除いて解消。東御市は二十一日に全戸復旧の見込みだが、佐久市と佐久穂町の計百八十七戸は、水道管の破損状況などが把握できず、解消の時期は見通せない。

 ■電気・ガス

 県内全域で最大六万三千五百戸に広がった停電は十八日午後六時現在、ほとんどの市町村で解消したが、飯綱町と長野市、佐久市の計八十戸で続く。ガスは、長野市の一部で供給再開の見通しは立っていない。

 (我那覇圭)

被災地では、多くの人が泥まみれの家財道具を屋外に運び出す作業に追われている=長野市穂保で

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