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黒田人形浄瑠璃を世界に 飯田女子高生が台湾公演

晴れ舞台への意気込みを見せる飯田女子高の人形劇クラブの生徒ら=飯田市役所で

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 飯田市の飯田女子高校人形劇クラブが八〜十三日、台湾雲林県で開かれる国際人形劇フェスティバル「雲林國際偶戯節(ぐうぎせつ)」のステージに登場する。人形劇のまち・飯田に伝わる国選択無形民俗文化財「黒田人形浄瑠璃」を世界に披露する。

 同フェスは一九九九年から始まり、台湾最大の人形劇イベントとして知られる。飯田市で毎年開かれるいいだ人形劇フェスタと友好提携を結んでおり、市からは二〇〇四年の今田人形座を皮切りに計十一回、劇団を現地に派遣している。

 飯田女子高は国外から招かれる三劇団のうちの一つとして出演。生き別れだった親子が偶然に再会する「傾城(けいせい)阿波の鳴門巡礼歌の段」を、十一と十二の両日に主会場で、十三日には閉幕式で公演する。

 初めての海外公演を前に七日夜、生徒ら十人余が同市役所に牧野光朗市長を訪問。大半が国外に出るのも初めてで少し戸惑いを見せながらも、三年の島岡里奈部長は「練習してきた黒田人形浄瑠璃を台湾の皆さんに知ってもらえるよう頑張りたい」と健闘を誓った。

 牧野市長は「飯田の存在感を発揮してもらい、日本ではできない経験をして、それぞれ生かしてほしい」と激励。入部して三カ月で三味線演奏を習得した一年の玉井美々さんは「人形遣いや語りの生徒とタイミングを合わせるのが難しく苦労は多いが、悲しい場面ではより感情を込めて演奏したい」と意気込んだ。

 (伊勢村優樹)

 

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