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当初案から範囲を拡大 松本市・受動喫煙防止区域

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 松本市は、受動喫煙防止条例に基づいて十月一日に指定するJR松本駅お城口広場周辺の受動喫煙防止区域を、当初案より拡大することを決めた。広場周辺では駐輪場横に設ける指定喫煙所でしか吸えなくなる。市は看板や路面標示を設置して、市民や観光客へ周知する。

 市は七月に県内で唯一、受動喫煙防止条例を施行した。以前からお城口側は「さわやか空気思いやりエリア」として禁煙としていたが、法的な拘束力はなかった。

 防止区域の当初案は、お城口広場と隣接するしらかば大通りの一部などを範囲としていた。市民説明会を開く中で「境界があいまい」との声が上がり、市民の意見などを受けて見直した。あがたの森通りや公園通りなど、広場から伸びる道路の一部など計八カ所を追加することにした。

 指定喫煙所内では、電子看板を使って喫煙による健康被害などを訴える映像を流し、喫煙者に禁煙を促す「禁煙啓発所」としての役割も担う。

 受動喫煙防止区域にいついて、市民からは「区域から一歩出て吸えるとなれば、いたちごっこになるのでは」と懸念する声もあったという。十月以降、市職員が区域周辺を中心に週一回程度パトロールする。

 市条例では、区域外でも子どもや妊産婦ら要配慮者の周囲での喫煙や歩きたばこを禁止している。市健康づくり課の担当者は「防止区域や条例の内容が徐々に浸透していくよう広く知らせたい」と話す。

 駅周辺以外には、観光客が多い大名町通り周辺も区域に指定するが、指定喫煙所の設置場所は調整中で決まっていない。市は国宝松本城公園内の区域指定も検討している。

 (竹内なぎ)

 

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