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松商が15年ぶり勝利 全国高校軟式野球

南部打線を1点に抑えて完投した松商学園・望月投手=兵庫県姫路市のウインク球場で

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 第64回全国高校軟式野球選手権大会が24日、兵庫県姫路市のウインク球場などで始まった。北信越地区代表として6年ぶりに出場した松本市の松商学園は、南部(みなべ)(和歌山県)と対戦し、4−1で勝って準々決勝に進出した。松商学園の全国大会勝利は15年ぶり。次戦は26日午前10時から、明石市の明石トーカロ球場で、あべの翔学(大阪)と対戦する。

 松商学園が好機を確実に生かして六回までに4点をリードし、相手の反撃を1点に抑えて快勝した。

 二回裏、先頭の望月が死球で出塁すると、二連続犠打で2死三塁のチャンスをつくり、林の中前打で先制。六回には1死二、三塁から宮坂、望月、野口の三者連続安打で3点を加えて突き放した。

 投げてはエースの望月が相手打線を4安打に抑え完投。九回には無死満塁のピンチを招いたが、1失点で乗り切った。

◆努力のエース完投

 松商学園の二年生エース望月康平投手(17)は、9回を投げきり4安打1失点。最速130キロ台中盤の直球を軸に、スライダーやカーブ、チェンジアップを交えて相手打線を翻弄し、全国大会十五年ぶりの勝利を引き寄せた。

 五回2死まで相手打線を無安打無得点に抑え込む好投。最終回には安打や四球で無死満塁のピンチを招き、両足のふくらはぎと右足の太ももをつるアクシデントもあったが、1失点で乗り切った。

 昨秋までは遊撃手。冬場の走り込みで制球力、球速が大幅に上がり、今年から背番号1を背負うが、マウンドでは苦い思い出もある。三月の能代(秋田)との練習試合で打ち込まれ6失点。悔しさをばねに練習に打ち込み、七月末の北信越大会準決勝の富山商戦では完封し、チームが挙げた1点を守り抜いた。臼井弘輔監督も「制球力が武器だが、最近は腕を振り切って投げられるようになった」と評価するエースへ成長した。

 バッテリーを組むのは、松本市神田の開成中野球部時代から望月投手の球を受け続けてきた三年生の宮坂勇輝捕手。望月投手は「ずっとバッテリーを組んでいるので本当に信頼して投げられる。一つでも多く勝ってできるだけ長く一緒に野球をしたい」と話す。

 次戦に向け、「打たせて取る投球を意識してリズム良く投げたい」と意気込んだ。

 (大塚涼矢)

 

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