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御嶽山の王滝口登山道に看板増設 規制区域に立ち入らないで

規制区域に入ろうとする登山者が増えたため、村が新たに張り出した注意文(手前側2枚)=王滝村の王滝口登山道7合目「田の原」で

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 二〇一四年九月の御嶽山噴火を受け、「王滝口登山道」の九合目から先の立ち入りを規制している王滝村は、規制を知らずに入山しようとする登山者が増えているため、登山道入り口に新たな看板を掲げて登山者へ注意喚起している。

 村は、県外の男性二人が先月十、十四日に、規制中の九合目より上部に入っていたことを確認。十日に入山した男性はパトロール員がいなかった早朝に登り、山頂の剣ケ峰(三、〇六七メートル)まで行った。十四日の男性はパトロール員から注意を受けたが、山頂付近まで行ったという。

 いずれも山頂で作業をしていた工事関係者が規制区域への立ち入りを見つけて村に連絡し、村が木曽署に通報した。二人以外にも規制区域に入った登山者がいるとみられ、署は災害対策基本法違反の疑いで複数人から話を聞いている。

 御嶽山への入山は、七月一日から木曽町側の「黒沢口登山道」で九合目付近から山頂までの規制が解除された。このため王滝村では、王滝口登山道からも山頂に登れるようになったと勘違いする登山者が増えているとみている。

 村は登山道入り口の七合目「田の原」で規制を知らせる看板を増設。同署と協議して「今シーズン、2名が田の原から剣ケ峰に行ってしまい、残念ながら木曽警察署に検挙されました」という注意文も張り出した。登山道に向かう道路にも看板を取り付けた。

 村は登山道などの安全対策をした上で、今年九月末にも王滝頂上(二、九三六メートル)まで規制を解除する方針。村では「現在は安全対策が済んでいないから立ち入りを規制している。看板も設置しているので、規制区域には入らないでほしい」と呼び掛けている。

 (中田弦)

 

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