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願書の性別記入欄削除 来年度から県立高入試、LGBT配慮

性別記入欄がなくなった2020年度入試の入学願書(左)と19年度の願書

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 県教委は十一日の定例会で、二〇二〇年度入学の県立高校入試から入学願書の性別記入欄を削除すると決めた。志願者の氏名欄の横に「男・女」のどちらかを選択する欄があったが、性的少数者(LGBT)の受験生に配慮してなくす。

 県教委によると、神奈川県などでは既に性別記入欄がなく、削除を検討する県も複数あることを一月に新聞報道で把握した。教育委員からも「県教委も削除するべきでは」との意見が出て、検討を進めてきた。

 学校生活で性別把握が必要な場面もあるため、中学校が作成する調査書には引き続き性別を記載する。受験生の目には触れず、担当者は「願書記入で嫌な思いをせずに済む」と話した。

 県教委は数年前から、LGBTの児童や生徒に職員用のトイレを使ってもらったり、着替え用に別室を提供したりするなど配慮している。

 原山隆一教育長は「LGBTへの配慮は教育現場だけでなく、社会全体が手探り状態。一つ一つ解決できるようにしたい。今回はその第一歩」と話した。

 (渡辺陽太郎)

 

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