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泰阜村、役場業務を郵便局に委託へ 全国初、村南支所を廃止

支所の窓口業務を包括委託する温田郵便局=泰阜村温田で

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 泰阜村議会全員協議会が十一日開かれ、村は同村温田の村南支所を今年八月に廃止し、支所機能を温田郵便局に業務委託する考えを表明した。郵便局への自治体の窓口業務の委託は全国初となる。

 村内では金融機関の撤退が進み、現在は三カ所にある郵便局のみ。二年ほど前に日本郵便から「自治体と郵便局が連携して住民サービスにつながることができないか」と提案があり、村は業務効率化や中山間地の金融機関の存続などのために承諾。業務委託に向けて日本郵便と対応を検討していた。

 村は今年一月以降、地元の温田地区や田本地区で説明会を開催。郵便局に委託する二十八業務のうち、転出入などの住民異動届と印鑑登録の業務は郵便局員に権限がない。役場職員が郵便局に出向く必要が生じ、住民からは「不便になる」などの意見が出た。村は支所廃止後一年間、支所勤務の職員を郵便局に常駐させ、郵便局員でも住民異動届や印鑑登録の事務ができるよう法改正を国に求めていくとした。

 村は十八日の議会最終日に議会の承認を求める議案などを追加上程する予定。議会の承認後、日本郵便と業務委託契約を結び、八月から支所機能を郵便局に移転する。横前明村長は「村の人口減少が進む中、村を活性化させるための将来を見据えた移転に理解いただけて感謝。郵便局には、住民とコミュニケーションをとり地域のよりどころとなってほしい」と話した。

 (寺岡葵)

 

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