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外国人登山客、誘致を 安曇野市など、6月に英語ガイド養成講座

英語登山ガイド養成講習会への参加を呼び掛けるチラシ=安曇野市役所で

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 安曇野市や市観光協会などでつくる海外観光プロモーション協議会は、市内で山登りをする外国人観光客を英語でガイドする案内人を養成するため、六月から来年一月にかけて全十回の講習会を初めて開く。県内への外国人旅行者が増えている中、受け入れ態勢を整え、山岳を中心に安曇野の魅力を発信する狙い。参加申請は二十四日まで。

 県によると、県内の外国人の宿泊者数は年々増加傾向。二〇一七年には延べ約百一万三千人が泊まり、一九九九年の調査開始以来、最多となった。

 安曇野には、北アルプス燕岳(二、七六三メートル)から南の蝶ケ岳(二、六七七メートル)までの尾根沿いが「パノラマ銀座」と呼ばれ、槍・穂高連峰や市内の風景が一望できる人気の縦走ルートがある。

 比較的登りやすく、山小屋も整備されていることから、海外の旅行会社も注目している。英語の登山ガイドがいれば、訪日観光ツアーの中に組み込められるという。

パノラマ銀座と呼ばれる尾根沿いを歩く登山者たち=長野県で(安曇野市観光協会提供)

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 講習会では、信州山岳高原観光特例通訳案内士(英語)の加集安行さんと、全国通訳案内士で、野外・災害救急法の普及を図る一般社団法人「ウィルダネス メディカル アソシエイツ ジャパン」代表理事の横堀勇さんが主に講師を務める。

 受講対象は、心身が健康で、英検二級以上など基本的な英語力があり、五年以内に二十回以上登山しているなど十分な登山歴を持つ二十歳以上の人。

 十回の講習会では、登山ガイドの座学や野外救急法、燕岳や常念岳での一泊二日のガイド訓練などが行われる。初回は六月八日で、月一〜二回の頻度で開く。

 講習で一定の成績を修めると、同協議会から修了証が発行される。その後、市観光協会に入会すると、「無積雪期に、市内の一般登山道で、日帰りまたは小屋泊登山」という条件の下、英語登山ガイドができる資格証が発行される。

 修了後も、市観光協会が主となり、各登山案内人組合や山小屋関係者などと連携して、ガイドが活動できる場をつくっていく予定。

パノラマ銀座の尾根上にある山小屋から見える朝焼け=長野県で(安曇野市観光協会提供)

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 講習参加費は宿泊、食事、交通費などを除いて十万円。一講座ごとの参加も可。市観光協会に参加申請する。(問)市観光協会=0263(82)3133

 (松本貴明)

 

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