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豚コレラ、養豚場移動また感染 恵那で陽性反応

豚コレラ、養豚場移動また感染 恵那で陽性反応

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 岐阜県内で感染が拡大していた豚(とん)コレラが、他県から入ってきた。6日に感染が確認され、約4000頭を殺処分することになった恵那市の養豚場は、愛知県豊田市の養豚場から豚を仕入れていた。連鎖感染を防ぐため、県は養豚場間の取引の監視強化を急ぐ。

 恵那市の養豚場では6日早朝から、県の災害派遣要請を受けた陸上自衛隊第一〇師団(司令部・名古屋市守山区)の隊員や県職員らが、殺処分などの作業に当たった。飼育頭数が多いため、夜を徹して作業を続ける。すべての作業を終えるのは9日になる見込み。

 豚コレラは人には感染しない。不安を減らすために、県恵那農林事務所と東濃家畜保健衛生所は同日午前、市のコミュニティセンターで住民説明会を開いた。約10人がこれまでの経緯などの説明を聞いた。

 この養豚場は、豊田市から1月11日〜2月3日、6回にわたって80頭ずつ計480頭を仕入れていた。このうち、複数の豚から豚コレラの陽性反応が出た。県内の飼育施設での発生は9例目となった。

 県によると、肥育用の豚を仕入れて、育てている養豚場は、既に感染が判明した本巣市、恵那市の2カ所を除いても、県内に4カ所ある。これまで、県内の養豚場には1日1〜2回、豚に異常がないか報告を求めているが、豚の出入荷については頭数のみ。取引先までは聞いていなかった。

 県は「養豚場間の豚の移動はリスクが高い」として、日々の報告内容などを改善できないか検討している。河合孝憲副知事は「豚の買い付けの規制までは難しいかもしれないが、まずは注意喚起したい」と述べた。

 恵那市の養豚場は1月11日から2月1日にかけ、養老町立食肉事業センターに計約160頭を出荷した。センターは当面、営業を停止する。さらに5日に浜松市内の市場に27頭を出荷したほか、1月23、26日は静岡県袋井市内の施設から計115頭を仕入れていた。

 県は6日、8施設目の発生となった本巣市の養豚場が昨年11月に2回、今回豚コレラが発生した豊田市の養豚場から80頭ずつを仕入れていたと明らかにした。ウイルスの潜伏期間を大幅に過ぎているため、関連性は薄いとみている。(杉浦正至、吉岡雅幸)

(文・中日新聞朝刊)

【映像】2月7日、本社ヘリ「あさづる」から(航空部・小西良明撮影)

 

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