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「長太の大楠」の下で500回目ライブ 鈴鹿の男性

15日に500回目の弾き語りをする原田さん=鈴鹿市神戸で

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 鈴鹿市南長太(なご)町にある県天然記念物のクスノキ「長太の大楠」の下で、フォークギターの弾き語りを続ける同市神戸(かんべ)八、介護職原田祥司さん(62)が十五日、五百回目のライブを行う。千回が目標で、原田さんは「始めて四年余で、ようやく半分まできた」と話す。

 田園地帯に高さ二十五メートルほどの巨樹が一本だけ生え、近くを走る近鉄名古屋線からもよく見える。原田さんは井上陽水さんや吉田拓郎さんが活躍したフォーク全盛期に青春時代を過ごした。

 五年ほど前に松江市を訪れ、偶然目にした路上ライブに感動。もともと地元の介護予防教室や施設訪問で月数回、童謡から演歌、Jポップまでを披露しており、二〇一五年十月、自然景観の良い場所を会場に選び「大楠ライブ」と銘打って始めた。

 冬場は厚着、雨の日には軽ワゴン車の背面ドアを跳ね上げて、その下で演奏するなど、天候や季節を問わずに行っている。

県天然記念物の「長太の大楠」の下でのギターの弾き語り=鈴鹿市南長太町で

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 仕事の合間にやるので日時は決まっておらず、「ほとんど一人だけのことが多い」。

 だが、通り掛かったベトナム人の年配の男性から「野鳥や大楠が聴いてくれる」と言われたり、小学生のきょうだいが百円ずつおこづかいを差し入れてくれたり、「小さな交流」を励みに続ける。

 十五日は午前九時すぎから正午ごろまで「涙そうそう」など沖縄の楽曲を中心に披露する。周辺に駐車場はない。

 (酒井直樹)

 

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