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木曽岬干拓地に大型物流施設 数百人規模の雇用

木曽岬干拓地に計画する大型物流施設の完成予想図=ESR提供

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 物流施設開発を手掛けるESR(東京都港区)は九日、木曽岬干拓地(木曽岬町)に大型の物流施設を建設する計画を明らかにした。事業総額は二百七十億円。十二月に着工して二〇二二年四月の完成を目指す。

 同社の松波秀明取締役が同日、県庁を訪れて鈴木英敬知事と面談し、計画について説明した。同社は昨年十二月、県と干拓地の土地六・二ヘクタールを約十二億円で買い取る契約を結んでいた。

 松波取締役によると、施設名は「ESR弥富木曽岬ディストリビューションセンター」。地上四階建て延べ約十五万三千平方メートルで、一〜三階の各階に六十台分のトラックの積み降ろしスペースを確保する。

 同社は愛知県内でも四カ所に同様の施設を建設しており、三重、愛知、岐阜の東海三県では五カ所目となる。施設の稼働に伴い、数百人規模の雇用が生まれるという。

 干拓地は、もともと国が農業用地として一九八九年に整備を完了。県は二〇〇〇年に三三五ヘクタールを買い取り、このうち四三ヘクタールを工業用地に転用した。

 昨年二月に第一期分譲(一二・九ヘクタール)を開始し、これまでにESRを含めた四社(計八・九ヘクタール分)が干拓地への進出を決めている。二〇年度中には第二期分譲(一二ヘクタール)が始まるという。

 名古屋に近い好立地に加え、手ごろな価格が売りというが、愛知県側と干拓地を直接結ぶ大型車両用の道路がないことから、県は愛知県に道路の建設を求めてて協議を重ねている。

 面談では鈴木知事が「ビッグプロジェクトで第二期分譲以降の起爆剤になる」と期待を示した。面談後、松波取締役は進出を決めた理由について「名古屋や関西圏にアクセスしやすく、まとまった土地を確保できたことが決め手となった」などと説明した。

 (佐藤裕介)

 

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