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力強く疾走、的を次々と 多度大社で流鏑馬祭

疾走する馬の上で的を狙う射手=桑名市の多度大社で

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 桑名市の多度大社で二十三日、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝し天下太平を祈る「多度流鏑馬(やぶさめ)祭」があり、大勢の参拝客が勇壮な武者絵巻を楽しんだ。

 弓馬術礼法小笠原教場一門の奉仕で、一九九一年から続く。雲一つ無い快晴となったこの日は、二十四人が鎌倉時代の武士の狩り装束などに身を包み、疾走する馬の上から「インヨー(陰陽)」の掛け声とともに次々と矢を放った。

 三百メートルの馬場に木製の的が三枚、七十メートルごとに置かれ、見事的中し「バンッ」と大きな音が周囲に響くと、固唾(かたず)をのんで見守る観衆からどよめきが湧き起こった。すべて射抜く「皆中(かいちゅう)」は三回達成された。

 当たり的は縁起物とされ、頒布が始まるとすぐに行列ができた。四日市市の会社役員古市光明さん(57)は「思っていたよりも馬が速く、的中した時は自分もうれしい気持ちになった。当たり的は平和を祈って大事に飾ります」と話した。

 (谷村卓哉)

 

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