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開港120周年、四日市港の歴史を紹介 市立博物館で12月まで

稲葉三右衛門の業績を紹介する展示資料=四日市市安島の市立博物館で

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 四日市港開港百二十周年を記念した企画展「みなとの歩み〜市庭浦(いちばうら)から港へ」(中日新聞社後援)が四日市市安島の市立博物館で開かれている。十二月十五日まで。

 中世には市場と港を意味する「四日市庭浦」と呼ばれ、一八九九(明治三十二)年に開港した四日市港の発展の歴史を、二百九十点の資料でたどる。

 近世の港の工事の様子を描いた地図、廻船(かいせん)問屋を営んで財を成し、明治初期に私財を投じて港を近代化した稲葉三右衛門の肖像画などが並ぶ。諸説あるが、徳川家康が本能寺の変の後、四日市から船で領国の三河へ逃げたと記す古文書も。田中伸一学芸員は「四日市の人は家康ゆかりの地であることに誇りを持っていた」と背景を説明する。

 日本に灯台が二基しかなかった明治中期に設置された四日市灯台の模型、貨物船から降ろした積み荷を岸壁に運ぶ際などに使われた尾張団平船の大型模型も紹介しており、田中学芸員は「市の発展に港が大きく影響してきた歴史を知り、これからのまちづくりに生かしてほしい」と話す。

 午前九時半〜午後五時。月曜休館。入場料は一般四百円、高校・大学生三百円、中学生以下無料。(問)同博物館=059(355)2700

 (磯部愛)

 

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