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菰野の砂防工事「不当」 会計検査院指摘、護岸倒壊の恐れ

石造の下にコンクリートの基礎部分が露出してしまった護岸=菰野町で(県提供)

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 会計検査院が八日公表した二〇一八年度の決算検査報告書で、県内では菰野町の砂防設備の復旧を巡る県の事業などが不当と指摘された。

 菰野町の砂防設備の復旧事業を巡っては、県が一五〜一六年度に実施した田光川の護岸工事に充てた国の補助金九百九十七万円が不当とされた。

 護岸工事では約四十三メートルの区間のうち、約七・五メートルで本来川底に埋まっているコンクリートの基礎部分が最大二十センチ露出していた。検査院は浸食が進んだ場合、石造りの護岸が倒壊する恐れがあるため、不適切な工事だったと指摘した。

 設計図面の誤りが原因で、県は今年五〜十月、県費千九百万円を投じて補修した。

 尾鷲市は一四〜一七年度、生活保護の国庫負担分のうち百五十六万円が過大交付と指摘された。市は既に相当分を国に返還した。市によると、一世帯が年金を受給している事実を伝えず、不正に生活保護費を受給していた。

 また、五市の介護給付費で、一五〜一六年度の国庫負担のうち、計七十九万円が不当とされた。

 自治体以外では、障害者や高齢者などを雇用した際に賃金の一定額を支援する「特定求職者雇用開発助成金」で、北勢地域の事業主に二百万円が不適正に支給されていた。事業主から全額が、三重労働局を通じて国に返還された。

 (佐藤裕介)

 

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