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300人の武者行列、松阪で氏郷まつり 3日に交通規制

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 松坂城を築き、松阪市の基盤をつくった戦国武将、蒲生氏郷(一五五六〜九五年)を顕彰する「氏郷まつり」が十一月三日、中心市街地で開かれる。氏郷役や妻で織田信長の娘の冬姫役が登場し、甲冑(かっちゅう)姿や着物姿の三百人と練り歩く「武者行列」が目玉。氏郷の業績にちなんだ催しもあり、市の歴史に触れられる。

 氏郷は近江日野(現滋賀県蒲生郡日野町)の中野城主の嫡男として生まれた。少年期に岐阜城で織田信長に仕えた際に才能を見いだされ、冬姫をめとった。八八年に松坂城へ入城すると、日野から商人を呼び寄せて自由な商売を行う経済政策「楽市楽座」を促し、商人のまちとして発展させた。

昨年の武者行列の様子=松阪市魚町で

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 武者行列には滋賀県近江八幡市や、氏郷が晩年に治めた福島県会津若松市など八地域の甲冑隊が参加。午前十一時に松坂城跡を出発し、松坂城に仕えた武家が住んだ御城番屋敷や、日野町交差点などを通るコースを二時間半かけて行進する。黒田町や新町では、滋賀県日野町鉄砲隊が火縄銃の空砲を響かせる。

 楽市楽座をイメージし、街中に二百七十店の露店やブースが並ぶ。市民病院と多気町の相可高校食物調理クラブのコラボ弁当や、四日市市の中部ライテクビジネス専門学校の「黒胡椒焼売(くろこしょうシューマイ)」の限定販売もある。日野町交差点などに設置されるステージでは、和太鼓や踊りが披露される。地元の「松阪しょんがい音頭と踊り」や「松阪しょんがいソーラン」、高校生マーチングバンドのパレードもまつりを盛り上げる。

 千利休の高弟としての顔も持つ氏郷にちなみ、茶道の裏千家や表千家の茶会が、旧長谷川治郎兵衛家や旧小津清左衛門家などで開かれる。

 主催する市観光協会の担当者は「松阪の歴史に思いをはせてもらえれば」と話した。

 (水谷元海)

 

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