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だんじりで城下街にぎわう 伊賀で上野天神祭

城下町を進むだんじり=伊賀市上野農人町で

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 伊賀市中心部で催されていた菅原神社の上野天神祭は二十日、最終日の神幸祭(本祭)を迎えた。晴天に恵まれ、九基のだんじりが城下町を彩った。

 午前九時ごろ城下町東端のお旅所(上野車坂町)からみこし、鬼、だんじりが順次出発した。同神社に続く上野農人町の通りやメインストリートの銀座通り付近は行列を見ようと多くの観光客でにぎわった。

 鬼行列は二日目の十九日が雨の予報で中止になったため、この日が初登場。ほら貝が吹き鳴らされる中、よろよろと歩く「ひょろつき鬼」が現れると、親に抱かれた子どもたちが「鬼が怖い」「おうちに帰りたい」などと大泣きした。

 先頭のだんじりは上野向島町の「鉄英剣鉾(ぼこ)」で二十七年ぶり。運行を取り仕切る竹野教彦楼車長(48)は祭礼本部で壹(いち)番札の確認(籤(くじ)あらため)を受けた。「とても緊張した。先頭は後続との距離をつかんで動かさなければいけない」と気を引き締めていた。おはやしでかねをたたいた上野西小五年、山口花奈さん(10)は「地ばやしが難しい。みんなで息を合わせて演奏した」と話した。

 巡行は夕方まで続いた。四百年以上続くとされる伊賀地域最大の祭りで「ダンジリ行事」は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている。三日間で十八万三千人(主催者発表)が訪れた。

 (日暮大輔)

 

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