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副議長、市職員へのパワハラやめて 尾鷲市長が申し入れ

 尾鷲市の加藤千速市長は、市議会の奥田尚佳副議長(52)が、市職員を「高圧的な言動で責めた」として、態度を改めるよう求める申し入れ書を浜中佳芳子議長に提出した。「パワハラに当たる」と判断したという。一日付。

 七日の議会運営委員会で浜中議長が明らかにした。

 市によると、奥田副議長は九月十二日、市立尾鷲総合病院の病院総務課で、病院の経営改善資料について、四十代の係長に「内容がめちゃくちゃ」「財政課経験者でありながら妄想のような計画を策定し、何のために病院にいるのか」などと発言。近くにいた同課長と言い争いになった。

 その後、加藤市長の意を受けた市総務課長が浜中議長に、市職員への高圧的な言動を改めるよう奥田副議長を注意してほしいと要望。同三十日には加藤市長が、病院総務課の係長らに謝罪するよう奥田副議長に求めた。翌一日になっても返答がなく、申し入れ書を市議会に提出したという。

 申し入れ書では、奥田副議長について「過去においても大声を張り上げ、担当者が施策等の意図を説明しようとしても聞き入れてもらえず、終始、高圧的な言動があるとの報告を受けている」と指摘。「こういった行動が常態化していけば、職員が萎縮してしまい業務遂行に支障をきたす」と懸念を示している。

 奥田副議長は二日、係長に謝罪。報道各社に「感情的になったことに対し、非があるなら謝らなければ」とする一方、申し入れ書については「驚いている。個人攻撃であり、口封じだ」と述べた。市議会は今後、議会運営委で対応を検討する。

 奥田副議長は公認会計士で、二〇〇四年の市議補選で初当選。〇八〜〇九年には市長を務めたが、税理士法違反罪で罰金五十万円の略式命令を受け、市議会からの不信任決議を経て失職。一三年の市議選で当選し、現在は四期目となる。

 (木村汐里)

 

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