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チューブ誤挿入後に死亡 市立四日市病院で医療事故

 四日市市の市立四日市病院で、二〇一六年と一七年に二件の医療事故が起きていたことが分かった。一六年は結核で入院中の男性患者に対し、人工呼吸に切り替えるためのチューブを誤って挿入し、その後に死亡が確認されている。

 病院によると、県内の八十代の男性患者は一六年二月に呼吸不全の状態になり、医師が人工呼吸に切り替えるため、口内から酸素を送るチューブを入れた。その際に気管ではなく食道に挿入し、酸素が肺ではなく胃に送られてしまった。司法解剖の結果、死因は結核で、病院は「誤挿入が直接死因となったわけではない」と話している。

 一七年十二月には、県内の六十代の女性患者がコンピューター断層撮影(CT)の検査を受けた際、放射線技師が高さ九十センチの検査台をペダルで下げる途中で「終わりました。起こします」と声を掛け、女性は足が床に付かず落下。左脚の大腿骨頸部(だいたいこつけいぶ)を骨折し、人工骨を入れる手術を受けた。

 二件とも病院と患者側で今年八月に示談が成立。病院側は、それぞれ賠償金として三百万円と三百七十万円を支払った。一宮恵(さとし)院長は「今回の事案が発生したことは誠に残念。遺族、患者の方には大変申し訳なく思っている。再発防止に向け、院内で対応策の周知徹底を図った」とコメントを出した。

 

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