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津市が「湯の瀬」運営業者募る 初期費用負担し参入後押し

市が再整備を発表した市営温泉施設「湯の瀬」=津市榊原町で

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 津市榊原町の市営温泉施設「湯の瀬」(市榊原自然の森温泉保養館)について、市は隣接地への建て替えと施設整備を含む運営の民間委託を決め、九日に事業者の募集を始めた。

 この施設は一九八八年に旧久居市が開設し、建物の老朽化が激しい。露天風呂の修繕など営業に支障をきたすトラブルもあり、利用者が落ち込んで二〇一八年度には十五万人を割った。〇六年度以降、年間一千万〜二千万円の赤字を出している。

 榊原温泉の知名度を生かして魅力的な観光資源に再生するため、市は整備資金を負担して、建物を隣接する土地に新築移転する方針。旧施設の解体や施設設計料も含めて総事業費は十億円を想定している。

 公募する事業者は新施設の設計と施工から管理運営まで担う。レストランやキャンプ場なども併設して同時に運営してもらい、地域振興と収益向上につなげる考え。昨年六月に民間から整備アイデアを募ったところ、四件の提案があった。

 前葉泰幸市長が同日の定例会見で発表し、「市が初期費用を負担して事業者の参入を後押ししたい。きちんとリスクを評価しながら民間のアイデアを取り込み、前向きな方向に展開していければ」と話した。市内外の家族や若者に気軽に利用してもらおうと、温泉の利用料金は一般五百五十円を維持する。

 事業者募集は来年二月二十八日まで。(問)市久居総合支所地域振興課=059(255)8846

 (本間貴子)

 

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