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世界遺産登録15周年記念で討論会や太鼓演舞 熊野古道

熊野古道伊勢路をテーマに討論する参加者=尾鷲市の県立熊野古道センターで

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 熊野古道が世界遺産登録十五周年を迎え、尾鷲市の県立熊野古道センターで七日、県主催の記念行事があった。伊勢神宮から和歌山県南部の熊野三山を結ぶ伊勢路をテーマにした討論などがあり、市民ら約五百人が訪れた。

 討論に登壇したのは古道の保全団体「ルーパーの会」の代表大川善士さん、尾鷲高校三年の龍麗音(りゅうれおん)さん、神奈川県の写真家山本まりこさん、外務省地方連携推進室長の四方明子さん、熊野市国際交流員でイタリア人のフォルミサーノ・バレンティーナさんの五人。鈴木英敬知事が進行役を務めた。

 古道が二〇〇四年七月に世界遺産登録される以前から活動している大川さんは、保全活動の担い手が現れにくい現状を指摘。「このままでは活動が先細りしていく」と述べ、保全活動を支援する県の「サポーターズクラブ」のさらなる協力を求めた。

 古道を訪れる外国人への対応で、四方さんは「外国人は交通機関の存在を知ることも難しい。近隣の県と連携し、一体的に巡る仕組みも大切」と強調。バレンティーナさんも「古道だけでなく、地域の文化や歴史を理解して伝えられる英語ガイドがいたらいい」と提案した。

 記念行事は、大台町日進保育園の園児のダンスと玉城町の玉丸城太鼓保存会の演舞で幕を開けた。古道の保全に取り組む団体や企業などに感謝状が贈られ、討論に参加した山本さんに伊勢路をPRする「魅力案内人」を委嘱した。

 (木造康博)

 

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