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津・経ケ峰の風力発電計画撤回を 住民団体、県と市に要望

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 津市西部の経ケ峰(八一九メートル)に風力発電施設を建設する計画を巡り、地元住民らでつくる「経ケ峰を愛する会」が十七日、計画の撤回を求める要望書を県と津市に提出した。市内外から一万二千六百七十人の署名が集まった。

 同会は景観や自然環境への影響、文化的価値などを主張して計画撤回を求め、二月末から署名活動を始めた。この日は、メンバー二十八人が県庁と市役所を訪れ、県環境生活部の担当者と前葉泰幸市長に署名を手渡した=写真。

 長野利隆共同代表(78)は「経ケ峰は地元に住んでいる人にとって、富士山に匹敵するシンボル。自然環境や景観を大事にしたい」と訴えた。長坂基史さん(52)は「署名に賛同した多くの市民の声を受け止め、計画撤回を求める強い意見を出していただきたい」と前葉市長に求めた。

 前葉市長は「さまざまな意見を受け止め、市長意見として知事に提出したい。地元に生まれ育った者として、経ケ峰を大切に思う気持ちは皆さんと同じと思う」と述べた。環境影響評価(アセスメント)の手続きに基づき、県は知事意見を作成し、事業者と電力事業を所管する経済産業省に提出する。

 計画では、再生可能エネルギー事業者「グリーンパワーインベストメント」(東京都)が、山頂北西側の尾根沿いと津市と伊賀市にまたがる山裾の地域に計二十四基の風車を建設する。

 (斉藤和音)

 

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