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令さんと和さん、令和心待ち 津出身の姉妹「良い名前もらった」

姉の和さんから、これまでに届いた封書を手にする妹の令さん=鈴鹿市石薬師町で(一部画像処理)

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 五月一日に迫った改元を心待ちにする女性が鈴鹿市にいる。同市石薬師町の桑原(旧姓・伊藤)令(れい)さん(78)。東京に実姉の三宅和(かず)さん(86)がおり、二人の名前を合わせると新元号と同じ「令和」。「親には良い名前を付けてもらいました。令和の時代も健康に暮らしていきたい」と話している。

 令さんは津市出身で四人きょうだいの三女。和さんは次女。両親が名前に込めた理由は聞かされていないが、「弟が生まれるまで娘ばかりだったから、男っぽい漢字を使ったのでは」と推測。長女も「おさむ」と読める治(はる)さん(91)だ。

 互いに高齢のため、和さんと会う機会はあまりないが、手紙や贈り物をやりとりする仲。四月一日の新元号発表をテレビ中継で見ていた令さんは「私と姉さんの名前がひっついてる」と感激。和さんに伝えようと思っていたところ、二日後に和さんから先に喜びの手紙が届いた。

 実は、令さんは、自分の名前が好きではなかったという。夫の茂(しげる)さん(83)の名前が「しげ」とも読めるだけに、連名の文書だけ見るとどちらが世帯主か分からないとの指摘を受けたことがあったからだ。しかし、新元号の発表後、地元の知り合いから「おめでとう」の賛辞を相次いで受け、「令」の印象を一転させた。

 今月二十九日に、孫が運転する車で津市内にある両親の墓へ出向き、手を合わせる予定だ。「ありがとうの気持ちを伝えたい。姉からも『私の分も拝んできて』と頼まれています」

 心臓の手術を二〇一七年に経験したが、術後は良好。認知症予防を兼ねて自動車部品関連の内職をこなし、趣味のグラウンドゴルフは週二回楽しむほどだ。

 自分たち姉妹に縁ある新時代はもうすぐ。「五月一日が早く来ないかと待ち遠しい。令和時代の抱負は元気で長生きすること。世の中全体も幸せになってくれるといい」とほほ笑んだ。

 (片山健生)

 

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