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尾鷲三田火力跡、市など3者が活用構想案 釣り桟橋や宿泊所

 中部電力尾鷲三田火力発電所(尾鷲市国市松泉町)の跡地活用を巡り、市と中電、尾鷲商工会議所の三者でつくる「おわせSEAモデル協議会」は、二十二日開いた第二回総会で活用構想案を発表した。船から原油を荷揚げしていた全長約一キロの桟橋を釣り桟橋にして、釣り客や観光客を呼び込み、内装に尾鷲ヒノキ材を使用したコンテナハウス型宿泊施設を提供することなどを検討する。

 案では「サービス」「エネルギー」「アクア・アグリカルチャー」の三部門で計十三の施策を示し、事業開始のめどを二〇二二〜二六年とした。

 サービスは、釣り桟橋や宿泊施設など七項目。エネルギーは、地元産の間伐材を使った木質バイオマス発電、東紀州五市町(尾鷲、熊野、紀北、御浜、紀宝)による広域ごみ処理施設の建設など三項目。アクア・アグリカルチャーは、バイオマス発電やごみ処理で発生する排熱を利用した魚介類の陸上養殖など三項目。具体的な内容や費用については今後協議していく。

 総会で加藤千速市長は「時間軸を意識し、一つずつ具体的に進めていく」と語った。伊藤整会頭は「時代の変化に合わせ案も変化する。持続可能な社会を目指しまい進していく」と意気込み、中電執行役員で発電カンパニー発電企画室長の渡部哲也さんは「具体化へ検討を重ねる」と話した。

 オブザーバーで参加した三重大の鶴岡信治副学長は「土地勘のない観光客にも分かりやすい津波避難場所を整備して」と求めた。

 (木村汐里)

 

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