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四日市で被災地の現状を伝える企画展 東日本大震災8年

展示内容を説明する川口社長=四日市市小古曽東のホンダカーズ四日市南小古曽店で

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 東日本大震災の発生から十一日で八年となるのを前に、津波や福島第一原発事故の被災地の現状を紹介する企画展が、四日市市小古曽東のホンダカーズ四日市南小古曽店内にある「SANSHIギャラリー」で開かれている。発生直後から被災地の支援活動をしてきた川口芳城社長(63)が「自分が見聞きしたことを発信しないといけない」と企画した。三十一日まで。入場無料。

 川口社長は二〇一一年四月十六〜十八日、事業所などでつくる団体「四日市笑顔の会」に加わり、宮城県女川町の被災地に食品や食器などの物資を届ける活動に参加。以降、定期的に被災地を訪れ、昨年十月には福島原発事故の被災地にも入って現状を目の当たりにしてきた。

 展示は、川口社長が昨年撮影した福島県浪江町や双葉町などでの写真数十点、支援活動の状況をまとめた訪問記録の説明書き、現地を見た感想を写真とともに短歌をしたためた色紙など。現地のパンフレットや支援活動の状況を撮りためた写真アルバムなども置いた。被災地に義援金を送る募金箱、ギャラリー来訪者にメッセージを書いてもらうスペースも用意している。

 川口社長は「戻りたくても戻れず、切実な思いをしている人がいる。来年は東京五輪が開催されるが、現状はまだまだ被災が続いている」と言う。「自分がせっかく見聞きしたことを多くの人に知ってもらえれば」と続け、来場を呼び掛けた。

 店舗内のギャラリーは同店をリニューアルオープンした際に設けた。今年で十四年目で、焼き物や写真など、作品を発表したい利用者に貸し出している。誰でも気軽に訪れることができ、好評を博している。震災をテーマにした川口社長の展示は今回が初めてという。

 (梅田歳晴)

 

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