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碧志摩メグ、上京やに! アニメ聖地・立川でラッピングバス

運行を始めた碧志摩メグのラッピングバス=東京都内で

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伊勢神宮内宮前で観光客と記念撮影をする碧志摩メグの着ぐるみ=伊勢市で

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 海女をモデルにした伊勢志摩地方のキャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」のラッピングバスが一月下旬から、東京都立川市で走っている。かつて志摩市の公認キャラクターだったが、「性的描写が強い」などと海女らの反発があり、公認が撤回された。騒動から三年余。会員制交流サイト(SNS)に活動の場を移し、グッズ販売などで人気は根強い。もともとの考案者で、キャラクターの運営会社社長浜口喜博さん(42)=四日市市=は「アニメで町おこしをしている立川市で、三重をPRしたい」と意気込んでいる。

 バスの側面では、美しい海の中を泳ぐメグが「三重県へ! 遊びに来て欲しいんやに!」と呼び掛け、後部には、二〇一六年の伊勢志摩サミットでなじみとなった英虞湾の風景が描かれている。現地のバス会社「立川バス」が一月下旬から路線バスで運行を始めた。

 立川市は人気アニメ「とある魔術の禁書目録(インデックス)」の舞台のモデルで、立川バスはコラボしたバスを運行している。これを知った浜口さんが、騒動が連日報道されたため知名度や人気が上がった関東地方で、メグのラッピングバスを走らせようと計画。クラウドファンディングで四百三十七万円を集め、バスの運行資金にあてた。浜口さんは「立川はアニメの聖地としても知られ、メグと相性抜群。三重県に観光に来るきっかけになれば」と話す。

 メグは一連の騒動の後、一五年秋から志摩市の「非公認」キャラクターとして活動するように。浜口さんらは、メグが伊勢志摩をPRする短編アニメを制作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開。伊勢神宮内宮(伊勢市)前の土産物店では、浜口さんの会社が製作したキーホルダーやクリアファイルなどの関連グッズが販売され、着ぐるみが登場する店も。志摩市内の飲食店では、メグが伊勢志摩をPRするポスターが張られている。

 さらに浜口さんは、モータースポーツを通じて世界へもメグと伊勢志摩を発信しようと、鈴鹿サーキット(鈴鹿市)で今年開かれるレースにメグをあしらったバイクを出場させる予定だ。二月二十六日までクラウドファンディングで計画に必要な費用を募り、目標額の百万円を上回る百六十七万円余を集めている。

 (山村俊輔)

 <碧志摩メグ> 伊勢志摩地域の海女をイメージした萌(も)えキャラ。志摩市が公式キャラクターとして作成し、2014年12月から市のPRポスターやパネルなどに採用された。しかし、地元の海女などから「身に着けている磯着がはだけている」「胸の形が分かる」などと抗議を受け、15年11月に市は公認を撤回。以降は“志摩市非公認萌えキャラ”として、当初より露出を抑えるなどしてインターネット上を中心に地道に活動している。

 

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