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<食問> ナッツ、種類ごとの特徴は?

ナッツ類は、日本人に不足しがちな食物繊維を豊富に含む

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 Q.ナッツが大好きです。多くの品種を見かけますが、特徴は。

 A.ナッツ類は総じて、がん予防につながる食物繊維、ポリフェノール、オレイン酸を豊富に含みます。しかも「野菜より手軽かつ少量で摂取できます」と慶応大医学部教授の井上浩義さん(58)。日本人に多い胃がんや大腸がんを食生活の改善で減らそうと、ナッツ類の摂取を提唱する研究者です。

 塩辛いおつまみ、との印象も強いナッツ。しかし近年は無塩ナッツが全消費量の6割を占めるとされ、健康食として定着。過去10年で輸入量も3〜4割増えました。

 ナッツ類で近年、特に人気が高いのがアーモンドとピーナツ。いずれも抗酸化作用のあるビタミンEが豊富で、アンチエイジング効果も期待されています。

 クルミは低糖質で、高血圧の予防効果も。形がクルミに似たピーカンナッツは老化防止に、またカリウム豊富なピスタチオはむくみの予防に効くとされています。カシューナッツは鉄分と亜鉛を多く含み、貧血予防の効果が期待されています。

 井上さんは今後のトレンドとしてヘーゼルナッツに注目します。「長野県で栽培された国産品が販売され話題になりました。コクと香りが強く、アイスなどに少量加えても存在感がある。『本物らしさ』が受けるのでは」とします。

 日本に輸入される海外産のナッツ類は近年、政情不安の中東やトルコから米国や中国にシフトしています。また痩せた土地でも栽培できるピーナツの栽培が広がっています。井上さんは「ワイン産地のカリフォルニア州でブドウからピーナツ農家に転業する例も増えている」と話します。

 粒を横に並べた様子から11月11日は「ピーナッツの日」。ピーナツペーストや、ナッツを使ったドレッシングを手作りする井上さん。「ナッツ入りドレッシングは粒と香りを残したあっさり系がおすすめ。中華や和食に合います」と話します。

 (北村麻紀)

 ※今さら聞けない調理の基本、季節のレシピ、トレンドなど食にまつわる質問を生活部までお送りください。

=第2、4土曜掲載

 

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