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「守る」北陸中日・石川テレビ共同企画

【第4部 家族】 しんどさ… 寄り添い共感したい

ペアレントメンター 直居麻衣子さん

自宅リビングでくつろぐ直居麻衣子さん(右)と長女の理央さん=金沢市浅野本町で

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 自分の子どもに障害があると分かって、それを受け入れられないしんどい時期に、気持ちを分かってくれる人が欲しかった。そんな時、ペアレントメンターの存在を知りました。ペアレントメンターに会いたい、また、いつか自分もそういう人になっていきたいな、と思いました。

 子どもと外出すると、一度は頭を下げるようなことが多くて…。冷たい目線を感じる空間にいるのは本当にしんどい。その大変さを、同じ境遇の親御さんに共感してもらえれば心は救われる。分かってもらえる強さは計り知れません。

 徹底的に傾聴し、共感するのが、ペアレントメンターです。「しんどい」とか悩みを、同じ境遇にある人として、本当の意味で理解して寄り添います。アドバイスをする専門家ではありません。私も、ママさんたちから参考にさせてもらうことがたくさんあります。

 「すまいる・すまいる」という場所では、障害がある、ない、にかかわらず「しんどい」という気持ちを安心して吐き出してくれたらうれしい。「あなたのしんどいに寄り添います。帰る時は笑顔で」がモットー。何でも悩みを聞きますのでいつでも来てほしい。

 また、発達障害を、もっと知ってもらいたい。一般に言われる問題行動も、結果だけを見るのではなく、そうしてしまう根本に目を向けてもらえたら。それはその子の目線に立つことで、障害の有無は関係ない。

 子どもが障害があって生まれてきたからこそ、子ども目線で見られるようになりました。かっとして、ついつい怒っちゃう時もあるけれど、人間的に成長させてもらっています。

 この人はそうなんだって認め合えるかどうかだと思う。「これがこの人の普通」とみんなが受け入れてくれればそれは障害ではない。押しつけるわけではありません。理解してほしいです。 (村松秀規)

 なおい・まいこ 発達障害と自閉症がある長女理央さん(10)、発達障害がある長男友喜君(8つ)、次女未紗希ちゃん(5つ)を育てる。金沢市浅野町児童館で「すまいる・すまいる」を主催。毎月第2水曜日午前10時〜正午。8月のみ3日午後1〜3時。予約不要、参加費100円。(問)浅野町児童館076(252)5664

 

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