トップ > 石川 > 「守る」 > 記事

ここから本文

「守る」北陸中日・石川テレビ共同企画

【第3部 いのち】苦しんだ摂食障害 話で救われた 北陸学院大2年 川真菜さん

心理学の授業で学ぶ西川真菜さん(左)=金沢市三小牛町の北陸学院大で

写真

 中学二年の夏ごろ、摂食障害になりました。私自身、原因はいまだに分かりません。身長は現在の一五八センチとあまり変わりませんが、体重が二八キロまで減りました。

 周りから、自分がどう見られるかが怖くなって、教室に行けなくなりました。部長をしていたソフトテニス部の活動にも参加できません。学校に歩いていくこともできず、車で送ってもらい、苦しくてみじめでした。

 保健室に登校するようになった私を、スクールカウンセラーの押野真喜子さんと、保健の藤本有香先生が支えてくださいました。友達とするような会話をしてくれて、本当に居心地の良い場所にしていただきました。

 自信をなくしていた時、「あなたはどこに行っても、誰からも好かれる子だよ」と言ってもらい、すごくうれしかった。半年ほどたった二月ごろには、徐々に食べられるようになり、修学旅行に行けました。

 この経験から、スクールカウンセラーを目指すようになったんです。体が回復しても心が回復していなかったら、教室に戻れていたかどうか分かりません。今度は私が、教室に行けなくなった子たちをもう一度入れてあげられるようになりたい。

 AI(人工知能)が発達していますが、人の心を相手にする仕事は絶対に人じゃないと成り立たないと思います。ロボット相手に自分の心をどうにかするのって、嫌じゃないですか。

 にしかわ・まな 1999年生まれ。金沢市出身で、北陸学院高校卒。北陸学院大人間総合学部社会学科2年。

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索