トップ > 石川 > 「守る」 > 記事

ここから本文

「守る」北陸中日・石川テレビ共同企画

【第3部 いのち】目配り大変 でも子どもが大好き 新人保育士 西川真未さん

子どもたちに笑顔を向ける西川真未さん=金沢市金石保育所で

写真

 気をつけていても、思いがけないところで子どもの命が奪われてしまう、悲しくて怖い事故でした。大津市の事故の後、私も子どもに対して、もっと責任を持たないといけないと思いました。

 四月の後半に一度、子どもたちと外のお散歩に行きました。初めてで、とても楽しかったのですが、車が通る道もありました。保育士が連携して子どもたちから目を離さないようにしました。危険なポイントについて保育士の間で話し合い、情報を共有しておくことも大事です。

 施設内でも、危険をいち早く察知しないといけません。担当しているのは一歳児クラスで、まだ歩くことがおぼつかない子もいます。無理に階段に登ろうとしている子がいたら止めたり、おもちゃが床に散らばっていたら踏んで転ぶと危ないので片付けたり。事故が起こる前に回避できるようにしています。

 以前、昼食の時間に、並べた二つのいすの距離が近すぎて、いすの間に、子どもの足が挟まったことがありました。もう少し間隔をあけておけばよかったと反省しました。

 保育士は子ども一人一人との関わりを大切にしながら、安全のために全体への目配りも必要なところが、大変ではあります。でも子どもが大好きなので、子どもの笑顔を見ると疲れも吹き飛びます。つかまり立ちをしていた子が、歩き始める。そんな成長を間近で見られると感動し、やりがいを感じます。

 まだ、目の前の仕事で精いっぱいになり、周りが見えなくなるときもあります。先輩方からたくさん吸収して、早く子どものよりどころになれる保育士になりたいです。私がいることで、子どもたちが安心して生活を送れるようになれたらいいな。 (辻渕智之)

 にしかわ・まみ 1996年生まれ。金沢市出身、金沢星稜大卒。金沢市が今春採用した保育士9人のうちの1人。4月から市立金石保育所で勤務し、1歳児クラスを担当。

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索