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記者コラム 窓

多様性

 参院選の女性候補者の比率が約28%で過去最高になった。公示前の時点で全国会議員のうち女性は約10%。社会全体と比べ、少なさが際立つ。

 気になって過去の新聞記事を調べていると、こんな一文が目に留まった。「一九六九年に初当選したときには国会議事堂に女性用トイレがなかった」。元衆院議員の故・土井たか子氏の証言である。

 時代背景を差し引いても驚くが、今でもトイレの環境を問題視する女性議員の声はある。性別の偏りが生んだ現実と言えるだろう。

 今回、障害がある候補者もいる。これが当然の流れになれば、国会でのバリアフリー化も進むはず。思うに、社会が多様性を育む面がある一方、もともと多様性には社会を前に進める力がある。「参加」の意味はとても大きい。(榊原大騎)

 

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