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障害ある子 学習手助け 保育園長 白山に相談窓口

「長所を伸ばすことが重要」と話す小松原竜志さんと長女の杏純ちゃん=小松市日の出町1の小松駅東口前保育園で

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家庭と学校、面談で橋渡し

 白山市相木町に四月一日、障害のある子どもの学校生活を支援する会社「くれよん子ども相談室」が開設される。保護者から依頼を受け、学習計画を学校や保育施設に助言する。代表の小松原竜志(りゅうじ)さん(33)=同町=は「子どもの特性に合った学習環境を整えたい」と話す。

 子ども相談室の職員が、依頼者の子どもが通う学校や自宅に出向いて面談し、子どもの悩みに対応した支援計画を立てる。職員は小松原さんのほかに四人いて、全員が保育士の資格を持つ。県内のゼロ歳から十八歳までが対象で、料金は依頼者の年収によって変動し、一カ月四千五百円(税込み)前後になる。

 小松原さんは「子どもの特性を重視しない教育の在り方に疑問を感じたのが相談室を始めたきっかけ」と話す。自身も二児の父親で、長女の杏純(あすみ)ちゃん(2つ)には生まれつき障害がある。育児をしながら保育士として十年働き、現在は小松駅東口前保育園(小松市日の出町一)の園長を務める。

 小松原さんは「障害がある子どもの教育には周囲の理解が不可欠」と指摘。子どもの長所や不得手などの特性を理解し、能力を最大限に発揮できる環境を整えるためには「保護者と学校の連携が欠かせない」と強調する。

 学校側の理解が不足していたり、新担任への引き継ぎに失敗すると、子どもが環境の変化に対応できずに不登校になってしまうことも。一方、子どもを心配するあまり保護者が過度に感情的になってしまうケースもあるという。専門知識のある第三者が助言することで、家庭と学校間で円滑なやりとりができるよう会社を設立する。

 小松原さんは「苦手を克服するよりも、子どもの長所を伸ばすことが重要。県内全域に出向くので、一人で悩まずに相談してもらえれば」と話している。(問)小松原さん070(5633)0790

  (吉田拓海)

 

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