トップ > 石川 > 1月18日の記事一覧 > 記事

ここから本文

石川

御利益願い「神のおつげ」 中能登産 伊勢神宮由来のコメ使用

(上)完成した「神のおつげ」(下)伊勢神宮由来のコメを使った「神のおつげ」が完成し、笑顔を見せる農家ら=いずれも中能登町二宮で

写真

数馬酒造など連携、24日発売

 中能登町で収穫した伊勢神宮(三重県伊勢市)由来のコメ「イセヒカリ」を使った日本酒「神のおつげ」が完成した。イセヒカリの特産品化を目指す同町の住民団体「中能登イセヒカリの会」と数馬酒造(能登町)が連携し、スッキリした味わいの酒に仕上げた。二十四日から中能登町井田の道の駅「織姫(おりひめ)の里なかのと」で販売を始め、御利益ある酒としてPRしていく。

 同町二宮の天日陰比陰あめひかげひめ)神社で十七日、奉告祭と販売促進の祈願祭が営まれ、収穫に携わった農家ら約二十人が参加した。神事後には完成したばかりの神のおつげを試飲した。会員の橋本喜己子さん(66)は「サラッとしていてくせがなく、飲みやすい。ゴクゴクいける」とほほ笑んだ。

 イセヒカリは、伊勢神宮の神田で見つかったコシヒカリの突然変異種とされる。神宮から種もみをもらい、二〇一八年から町内で栽培している。一九年は会員の三農家が約二千六百キロを収穫、うち六百六十キロを神のおつげの原料にした。

 醸造した数馬酒造の数馬嘉一郎さん(33)は「初めて扱うコメだったので、緊張感でいっぱいだった」と振り返り、「コメをあまり削らないようにした。思い通り、香りを残しつつ重厚感ある味わいに仕上がった」と安堵(あんど)した表情で語った。

 同会会長の船木清崇禰宜(きよたかねぎ)は「フルーティーな味わいで多くの人に受けると思う。原料栽培時から神事をしてきた。御利益も大いにある」と話している。

 神のおつげは、七百二十ミリリットルで二千三百円(税別)。 (稲垣達成)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索