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放課後に新たな居場所を 七尾の福祉施設「ひなたぼっこ」

不登校の子どもらを受け入れる施設の前で、笑顔を見せる滝沢るみ子代表(左)と遊びに来た周辺に住む小学生ら=七尾市小丸山台で

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 デイサービス事業などを展開する七尾市小丸山台の福祉施設「ひなたぼっこ」は四月から、不登校状態や放課後の子どもを受け入れ、教育支援を行う。施設の利用者との触れ合いや自然体験を通して、コミュニケーション力や感性を養ってもらう狙い。滝沢るみ子代表(52)は「親が預けるだけの場所でなく、子どもが自ら行きたくなる場所にしたい」と話している。(中川紘希)

4月から 学童保育兼ね、不登校の子ども支援

 小中高校生までの世代の子どもが対象。不登校の子どもを受け入れるフリースクールの機能と、放課後の子どもが集まる学童保育の役割を兼ねている。

 施設を利用する子どもはデイサービスを使う高齢者や障害者と交流したり、隣町にある施設の畑で農作物の無農薬栽培を体験したりして過ごす。公的な学童保育と異なり、プログラムを細かく設定しない考えで、滝沢代表は「子どもたちにやりたいことを考えてもらい、自分たちでつくり上げる場所にしてほしい」と語る。

 同施設は二〇一〇年に開所した。学校の長期休みの時期には周辺の子どもが集まるようになり、デイサービスの利用者と交流を楽しむようになったという。一方で、不登校や学童保育で悩みを抱える保護者が多いと知り、子どもの受け入れを本格化させようと考えた。

 付近の空き施設を改修して活動拠点にする予定で、二十四日からインターネット上で活動資金などを募るクラウドファンディングサイト「READYFOR」で工事費など百万円を募る。運営は、七尾市などで子育て支援などに取り組む原範子さん(63)、市川恵梨子さん(39)と協力する方針。

 市内には、学童保育を担う公設の放課後児童クラブもあるが、滝沢代表は「子どもは自分では通う学校も選びにくい。選択肢の一つになれば」と話した。(問)ひなたぼっこ0767(57)5950

 

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