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災害時 何が必要 金沢・横川3 有志が対応議論

災害時の対応について考え、成果を発表する参加者たち=金沢市横川3で

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 今秋、東日本を襲った台風19号による水害など各地で深刻な被害が相次ぐ中、災害への備えについて考えるワークショップ「ぼうさいかふぇ」が一日、金沢市横川三で開かれた。地元の婦人部有志が企画し、地域住民が非常時の対応などについて学び、防災への意識を高めた。

 伏見川と高橋川に挟まれている横川三丁目町会。河川の氾濫などから浸水範囲と水深を予測した「洪水浸水想定区域図」では、想定雨量が「千年以上に一度」の新基準で新たに浸水地域に含まれた。頻発する災害に危機感を抱く有志らがプロジェクトチームを立ち上げて企画。高齢者の避難所として、町会と災害時の協力協定を結んでいるリハビリデイサービス「まごころ倶楽部」を会場に、子ども連れから高齢者まで約三十人の女性が参加した。

 非常時に何を持ち出すか−。高齢者や主婦らの目線でさまざまな意見を出し合った。「筆記用具は耳が不自由な高齢者や障害者との情報共有にも役に立つ」といった声も上がった。

 奥桃子婦人部長は「災害による孤立の恐れもある中で、自分の命をいかに守るかが大事」と強調。避難後の非常食にもなるサツマイモを調理し、参加者たちと試食した。

 見学に訪れた金沢市危機管理課の藤谷敏之課長補佐は、水を持ち運ぶ際、ペットボトルではなく、袋を重ねる代用術などをアドバイス。積極的に意見を交わす参加者の姿に「授業型の講義ではなく、知恵を学び、自ら考える体験を通じて納得することが大切だ」と話していた。 (田嶋豊)

 

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