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右近の足跡巡りへGO 外国人向け企画開発へツアー

ツアー企画に向け、外国人にゼウスの塔を紹介する小崎学円住職(左)=七尾市小島町で

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ななお・なかのとDMOなど

 七尾市と中能登町の活性化を目指す「ななお・なかのとDMO」と北陸信越運輸局(新潟市)は、加賀藩と関係が深いキリシタン大名、高山右近ゆかりの地を巡る外国人向けの旅行プラン開発を進めている。十二日から十五日まで、外国人を招いたモニターツアーがあり、右近が訪れた七尾市小島町の本行寺などを巡っている。(中川紘希)

 キリスト教徒だった右近は、豊臣秀吉に追放され加賀藩祖、前田利家の保護を受けた。金沢に二十年以上滞在し、金沢城の改修や富山県高岡市の高岡城の設計に関わったといわれる。隠れキリシタン寺と称される本行寺にもたびたび訪れ、能登におけるキリスト教布教の拠点にしたとされる。

 DMOなどは、外国人にも知られつつある同寺の観光を活性化させようと、今年七月からツアー内容を検討しており、来年十月までに旅行商品として完成させる考え。

 モニターツアーでは、欧米人やフィリピン人ら五人を招待。同寺は十四日に訪れ、小崎学円住職の解説に耳を傾けた。キリスト信仰の象徴であるゼウスの塔や、寺院内に隠されたマリア像などの説明を興味深そうに聞いていた。フランス出身で東京都在住のデニス・メディナさん(40)は「日本でキリスト教の歴史を学べるなんて」と驚いていた。十二、十三日は金沢市を訪れており、十五日は高岡市に向かう。

 ツアー後、参加者に感想を聞き、観光プラン作成に生かす方針。DMO職員の佐藤孝俊さんは「日本人が想像しやすい戦国時代などの情報を外国人に伝えることに難しさを感じたが、この寺院をメジャーにできれば」と話した。

 

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