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障害者就労 水産業と連携 七尾で事業所「えもる」オープン

(上)管理者の松下順子さん(左)と内職作業をする事業所の利用者(下)開所した就労継続支援B型事業所「えもる」=いずれも七尾市川原町で

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 障害のある人たちに働く場所を提供する就労継続支援B型事業所「えもる」が一日、七尾市川原町にオープンした。事業所名には心が動く、感情豊かな支援をしたいとの思いを込めた。同種の事業としては珍しいカキ種付け作業にも取り組む予定で、管理者の松下順子(よりこ)さん(40)は「利用者の働きたいという思いを大切に、お手伝いしていきたい」と語る。

 運営するのは、七尾市万行町で精神障害や知的障害がある人たちを対象にグループホームを開いている一般社団法人「ともえ」。法人の五人が、支援員として利用者の作業などを手伝う。

 利用者は、箱折りや配電の組み立てといった内職作業をするほか、七尾市中島町の「山口水産」と連携し、期間限定でカキの種付け作業も行う。農業と福祉の連携を図る「農福連携」は広まりつつあるが、水産会社との連携は例が少ないという。松下さんは「長い時間をかけて成功させたい」と期待する。

 立地は、通いやすさや便利さなどから町中にこだわった。近くにはコンビニや銀行、市役所が並ぶ。便利さに加え、地域住民から「障害のあるないにかかわらず、来てくれてうれしい」と温かい言葉を掛けられ現在の場所に構えることにした。松下さんは「地域の人に支えてもらって安心して通える」と感謝。「応援してくれる住民のためにも、利用者の雇用につなげられるように頑張りたい」と力を込めた。

 事業所の定員は二十人ほどで、現在の登録者は九人。利用料などの問い合わせは事業所=電0767(57)5057=へ。 (稲垣達成)

 

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