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市役所で留学の成果と抱負

金沢美大生 「実験的作品取り組めた」

ナンシー市学生 「新技術で電子的作品を」

留学を振り返る仁木このみさん(左)と金沢でこれから留学生活を送るカルラ・ミラーさん=金沢市役所で

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 姉妹都市交流でフランス・ナンシー市に一年ほど留学した金沢美術工芸大生と、今月から金沢市で留学生活を送るナンシー市の学生が七日、金沢市役所を訪れ、成果と抱負を語った。

 金沢美大四年(油画専攻)の仁木(にき)このみさん(24)は昨年十月から今年七月まで、ナンシー国立高等美術学校(アート専攻)に留学。陶芸やインスタレーション(空間全体の作品化)、版画の作品をつくり、それぞれの専門家から批評を受けた。「油画専攻の枠を取り払い、実験的な作品に取り組めた」と報告。人と人、物と物をつなぐ働きにやりがいを感じ「将来は人と人の間にあるものをアートで表現したり、国と国をつなげる仕事ができたら」と話した。

 ナンシー国立高等美術学校の大学院後期課程在学中のカルラ・ミラーさん(23)は十月から、来年七月ごろまで金沢美大美術工芸学部で学ぶ。専門はグラフィックデザインだが、ビデオゲームも制作。金沢では「新たな技術を用い、3D(三次元)や電子的な作品に共に取り組むことが楽しみ」と語った。

 両市は一九七三(昭和四十八)年に姉妹都市となり、学術交流などを続ける。山野之義市長は「遠距離でも濃密な関わりができている理由の一つには学生同士の相互交流がある」と話した。(押川恵理子)

 

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