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町家暮らし外国人の視点 金沢 19日から魅力探るトーク

「イベントで交流も深めたい」と話すフアンさん=金沢市内で

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 金沢の町家暮らしの魅力を、移住した外国人らに聞くトークイベントが十九、二十、二十二日、市内である。ゲストの一人で、建築と造園を研究するスペイン人のフアン・パストール・イヴァールスさん(40)は「日本家屋は材料やディテール(細部)が良く、宇宙のよう」と住まいを楽しむ。(押川恵理子)

 町家巡りなどを楽しめる企画「金沢町家巡遊」の一環。二〇〇八年から毎秋に開き、今年は外国人の視点で町家の良さを探る。事務局のNPO法人金沢町家研究会の古村尚子さんは「古い町家と町並みに関心を持ち、外国から移住する人は増えたと感じる」と話す。

 金沢駅に近く、浅野川がそばを流れる静かな住宅地にフアンさんが暮らす町家がある。四十軒ほどの物件を見て回り、一五年十二月から借りて住む。玄関先から二階の格子窓を見上げ「お気に入りです」。

 フアンさんは十年前に来日。今は「国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット」(金沢市)に勤め、都市の緑の保全と、人口減少問題について研究している。

 町家の建材を指さし「これはケヤキ、こちらはカリン」とフアンさん。茶室のある二階へ。階段を上がると、壁の下側に「地窓」が見える。ちょうど畳の上で寝る高さに風が通る。「四季の暮らしが好き。梅雨の頃も良かった。静かな冬も待ち遠しい。寒さも慣れました」

 フアンさんのトークは二十日午後二時から瓢箪町の宿「まちの踊り場」であり、参加費千円で先着二十人にフアンさんの書籍贈呈。十九日は、二〇年に石引で宿泊施設を開業予定の台湾の謝文侃(シエウェンカン)さんが書店「石引パブリック」で語り、参加費千円でドリンク一杯付き。二十二日はネパールと東京出身の夫妻が自宅で町家の魅力を語る。参加費五百円で土産付き。トークイベントは十九日のみ要予約。各日とも町家の見学がある。(問)事務局076(254)0647

◇詳細は「金沢町家巡遊」のウェブサイト=QRコード=で紹介◇

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